こんにちは、あんなです。
おうちの最終打ち合わせを終え、やることがなくなりかなり手持ち無沙汰な日々を過ごしています。
なので今回は金融機関に勤めて約10年、その半分以上を融資係として勤めている私の夫に、住宅ローンの審査の裏側について聞いてみたことをまとめました!
この記事を最後まで読むと、
・住宅ローンの審査でどんなことを見られるのか
・住宅ローンを借りるときに気を付けるべきこと
・どうやったら借りれる金額を増やせるのか
が分かるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!!
①クレジットカードを解約または限度額を下げる
今や誰もが当たり前のように持っているクレジットカード。あなたも何枚も持っていたりしませんか?
私は3枚持っています
実際に私がそうなのですが、カードやお店によって使い分けている人も多いと思います。
そんな便利なクレジットカードですが、実は住宅ローンの借入額に影響があるんです。夫曰く、
クレジットカードの限度額=その人が現時点で借りることのできる金額だから、その金額を含めて住宅ローンの上限が決まる
とのこと。
分かりにくいんですが、つまりはこういうこと。
住宅ローンの審査で「4,200万円まで返せる人だね」となった時に、
その人のクレジットカードの限度額が合わせて200万円あった場合、
住宅ローンは4,000万円までしか借りられない
ということになります。
なので、あまり使っていないカードは解約したり限度額を下げることで、住宅ローンの借入可能額が増える可能性があります。
収入が少ないなどで住宅ローンで借りられる金額に不安がある方は、まずはお手元のクレジットカードを整理することから始めてみてください!
②ローンの完済をする
当たり前なのですが、住宅ローンのほかにローンや借金などの残高があると、それは住宅ローンに悪影響を及ぼします。
意外と、ローン(借金)と自覚がなく借りている方も多いと聞いています。
・車のローン
・携帯電話の割賦代金
・メルカリなどの後払い機能
などもれっきとした借金です!
住宅ローンの審査を受ける前に完済しておくのが◎ですよ。
我が家は車もできるだけ一括払いです。
③なるべく長くローンを組む
これは結構意外だったのですが、借りる側としては「短い期間で返済した方が良いのかな」「その方が返済能力があると思ってもらえるのかな」と思いがちですよね。
私はそんなふうに思っていました。
夫が言うには、これは多くの方が勘違いされていることで、実は長めにローンを組んで毎月の返済比率を抑える方が借入額を増やせるそうです。
繰り上げ返済はいつでもできるので(※金融機関によります)ひとまず返済期間は長めに考えて住宅ローンの審査を受ける方が良さそうですね!
「早く返せるか」より「確実に返せるか」が大切です。
④滞納がない
クレジットカードの返済などの滞納は数年単位で記録が残るそうです。大体5年ほどはさかのぼれるみたいです。
例えば、3年ほど前に1度クレジットカードの返済を遅滞してしまった場合、その滞納についてはしっかりと記録が残ってしまっているとのこと。
1回程度ではものすごい大きな影響はないかもしれませんが(分かりませんが)、何度も滞納をしている場合は確実に悪影響を及ぼすと思われます。
今すぐじゃないけどおうちを建てたいな…と思ってる方はお金の管理はしっかりしておくのがベストです!!
ちなみに、奨学金は借金額には加算されないらしいのですが、滞納していると記録は残るとのこと。返済は期日通りに行うのがベストです!
⑤転職回数が少ない
最近は1つの企業に長く勤めるよりも、転職してキャリアアップしていくという考え方も当たり前になってきました。
ですが、住宅ローンの審査ではまだ勤続年数が重視される傾向にあるそうです。
やはり「この人はお金を返してくれる人なのか?」と考えた時、「仕事を簡単に辞めない人である」というのは一つの指標にはなるみたいです。
でも、勤続年数によって審査結果にものすごく大きな差があるわけではなく、あくまで参考程度のようです。
⑥嘘をつかない
たまーに、他に借金があったり転職回数が多かったりすることを嘘ついて隠そうとする人がいるらしいのです。
「住宅ローンの審査に悪影響だから」という理由のようですが、審査を進めていくと、嘘をついてもある程度のことは分かるらしいですよ!
だから、不利なことがあっても正直に伝えたほうが◎です。
夫曰く、
後から嘘をつかれていたことが分かると信頼関係もなくなるし、この人のために頑張ろうって気持ちがなくなる。最初から正直に相談してくれれば一緒に対策を考えることができるから、嘘はつかないでほしい。
とのこと。
結局、お金の貸し借りは信頼関係で成り立つものになるので、誠実な対応をするのをおすすめします。
金融機関の職員も人間であることを忘れないで!
お金の勉強って思ったより大事
今回の記事を書くにあたって夫に取材をしたのですが、私が感じていたよりも厳しく、細かく審査がされることが分かりました。
特に、一般的によく使われている
については借金の範疇に入るよ~ってことはもっと知られても良いなと感じました。
きっとみんな知らずに使っているよね…
お金のことって誰も教えてくれないので、気づかずに損をしているなんてことがよくありそうですね。改めて、お金の勉強はとても重要であることを実感しました。私もまだまだ勉強しないとなぁ。
私が実際に勉強したおすすめ書籍はこれ
まずはチェックしてね!