こんにちは、あんなです。
皆さんは「推しごと」していますか?
推しごととは…推しを応援する活動全般のことを指します。 ライブ会場に行くだけでなく、推しのSNSの発信をチェックしたり、推しに関連するアイテムを購入したり、ロケ地に足を運ぶことも推しごとに含まれます。
この説明の通り、「推しごと」ってとても楽しいこと。大好きな人に関われる時間ってすごく楽しいですもんね。
でもそれと同時に、「推しごと」を義務のように感じてしまい、疲れてしまうこともありませんか?
私は以前は疲れを感じることが多くあったので、「推しごと」のスタンスを決め、推しと適度な距離を保ちながら楽しむことを心がけるようにしています。
今回の記事では、私の推しごとの歴史や心がけていることについて書いています。皆さんの推しごとのヒントになることが見つかれば嬉しいです。
「推しごと」で疲れた過去の経験
私は出産前、某アーティストの応援をしていました。
SNSで同じファンの人との交流を楽しみ、「ファンなら同じツアーで何公演も行くのが当たり前」という思想に染まってしまい…。遠方までライブに出かけたりしていました。
今はもう無理だけど、その当時はお金も時間も自分のために使えていたので、あまり苦もなく、楽しみながら「推しごと」をしていました。
でも…いろんな人と交流しているうち、次第に気づくんですよね。私がどんなに応援しても、「私以上に応援している人がいる」という現実に。
で、思う訳ですよ。
この人たちと交流するなら、もっともっと推さないと!!そうじゃないと、対等に話ができない!
と。
だから、当時は交流していたファンに合わせてちょっと無理をしながら「推しごと」をしていました。
それはそれで楽しかったし、その時にしかできなかった経験とも思ってはいますが……。でもやっぱり疲れていたのかな、妊娠して推しごとを一回中断したとき、
なんかすごく楽だな
と思ったのを今でも覚えているし、以前のような推し方はしたくないなと思っています。
30年近く推せている理由
話は変わりますが、私には30年近くの間推している人がいます。
それは、作曲家の光田康典さん。
クロノトリガーなどのゲーム音楽の作曲家。現在は有限会社 プロキオン・スタジオの取締役を務めながら作曲活動を行っていらっしゃいます。
推し始めたのは、私が小学生のころ。初めてクロノトリガーをプレイしてから。その音楽の素晴らしさに惚れ、少ないお小遣いを貯めて、サウンドトラックのCDを購入したのを今でも覚えています。
30年に近い間、ずっと好きでい続けられている理由を考えてみました。
あまり露出がない
光田さんはメディアへの露出はほとんどありません。
SNSも更新頻度は高くありませんし、更新があったとしてもお仕事関係の内容が主。たまに私生活のツイートもさらっと流してはいらっしゃいますが。
光田さんが本当にそう思われているのかは分かりませんが、自分ではなく作品に注目してほしい!というスタンスでいらっしゃるので、ファンのこちらも冷静でいられているような気がしています。
圧倒的なプロ意識
光田さんはプロ意識が高い方だなと年々感じています。
イベントを開催するにしても、自分や会社の利益というよりも、より多くの人に楽しんでもらえるような工夫を凝らされていらっしゃいます。
会社として「儲けたい」というより、「ファンの方を楽しませたい」「プロの作曲家として満足いく作品を世に出したい」という気持ちを感じることができます。
その誠実で時にストイックなスタンスをずっと取り続けていてくださっているので、長い間ずっと推し続けることができているのだろうなぁ…。
曲が良いのは大前提として…光田さんの穏やかな語り口の中に垣間見えるプロ意識が素敵なんです。
現在の「推しごと」のスタンス
そんな推しごとに疲れ果てたり楽しんだりしている私ですが、最近は推しとの向き合い方や推しごとのスタンスをある程度決めて理性的に行動するように心がけています。
最近の推し
私が最近推しているのは
- 藤井風さん
- ミセスグリーンアップル
の皆さん。
藤井風さんは昨年からファンになり、推し始めました。
最初はツイッターなんかでファンの方をフォローして情報収集していましたが、、、本当かどうか分からない想像で色々と語る方がいたり、古参自慢をする人がいたり、同じファンに「藤井風のファンならこうあるべき!」を押し付けて揉めている人がいたり…。
もちろん普通に風さんが大好き!という方もたくさんいらっしゃいましたが、揉めているところを目にするのが嫌だなと感じてしまいました。
なのでツイッターはすぐにやめて、情報は公式からのみ集めるようにしました。
私が好きなのはあくまでも藤井風さんの歌なので、今のところ困ったことはないですし、このスタンスでいる限りは長くファンでいられそうだと感じています。
ミセスグリーンアップルの皆さんは、子供と一緒に見ていた歌番組で7曲くらい一気に歌っている時があり、その時の歌唱力に圧倒されて聴き始めました。
特にこのアルバムに入っている曲が全て好み!
調べると好きになる要素が沢山ありそうな方たちなのですが、沼にハマると他の生活が疎かになりそうなので、ゆるーくAmazon EchoやYouTubeで曲を聴く程度にとどめています。
こんな感じで、最近は誰を推すにしても、「つかず離れず」ということを一番大事にしています。
今はSNSなどで情報をすぐに得られる時代。私は元々ハマりやすい質なので、推しが生配信などをしてくれる場合だと、推しをすぐ近くに感じられてどんどん沼にハマっていってしまいます。(場合によっては、お金を使ってしまうことも…。)
そうすると、可愛さ余って憎さ100倍じゃないですけど、「こんなに推しているのにどうして見返りがないの?!」と推しを嫌いになってしまいそうなんですよね。
見返りが欲しい強欲な女なんです……
でも私は一番に大事にしたいのは家族と私自身の安定した生活。なので、深入りすると一時的には楽しいかもだけれど、結局は不幸なことしか待っていない。推しすぎないことで精神と金銭的な安定を図っている感じです。
それに、推しの全部を知らなくても、好きな気持ちは変わらない。
そう思えるようになってからは、自分の推し方を肯定できるようになりました。
推し方や距離感は人それぞれ。心地良い推しとの距離を見つけてストレスをためない「推しごと」を一緒に楽しみましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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