電子書籍の購入はhontoがおすすめ!
読みたかったあの本がお得に買えるかも!


※※当ブログのリンクにはプロモーションが含まれています




Netflixで話題になっていた『ダウンタイム』を、最後まで観ました。
美容整形のドラマって聞いて、もっと心が追い詰められた女性たちが出てくるのかな~と思ってたんだけど、想像していた感じとはちょっと違って。
見た目を気にする社会への問題提起とか、そういう話が中心なのかなとも思っていたけど、私にはそれ以上に、登場人物たちの関係が印象に残ったかな。
予想とは違ったけど、最後まで楽しく観られたドラマでした。
※ここからは、個別のエピソードや最終話のネタバレを含みます。
主人公は、松岡茉優さん演じる形成外科医の沼田文。ある手術をきっかけに大学病院を去り、仲里依紗さん演じる美容外科医・遠山凜のクリニックで働くことになります。
もともと美容外科に否定的だった文と、美容医療に信念を持つ凜。考え方の違うふたりがぶつかりながら、さまざまな事情を抱えた患者たちと関わっていくお話。Netflixで配信されている全8話のドラマです。
作品情報・あらすじの参考:Netflix公式の作品紹介
私は美容整形をしたことがないし、これまで、したいと思ったこともなくて。
なので、整形をしたいという気持ちがあまり分からないところは、最初の文に近かったのかなと思います。
でも、作中には、命よりも美しくあることのほうが大切なのかな……と感じる人も出てくるんですよね。
正直、怖さや危うさは感じた。そこまでして?と思う気持ちもあったし、観終わった今も、その思いを全部理解できたわけではないんだけど。
それでも、良くも悪くも、整形が心の支えになっている人もいるんだな~と。
終盤に、誰にでも守りたい大切なものがある、というような意味のセリフがあって。正確な言い回しは覚えていないけど、私はそこが印象に残っています。
その人にとっては、美しくあることや、そのための整形が、それほど大切なものなんだろうなって。
自分はしたいと思わなくても、そういう人もいるんだなと思えた。それが、観る前とは少し変わったところかもしれない。
一番好きだったのは、野呂佳代さん演じる小澤真海のエピソード。
美容整形に興味のない彼女が、一体どこを整形するんだろう?と思いながら観ていたら、まさかの女性器。そこだったのか、とびっくり。
でも、最後まで観ると、私には単に見た目を変えたいという話には思えなくて。
彼女のラストシーンでは、夫に働くことを止められていたはずなのに、スーパーで笑顔で働いているんですよね。あの姿がすごく良かった。



私は彼女の整形を、夫と、夫の言いなりになっていた自分との決別のように感じました。
ただ「きれいになりたい」だけじゃなくて、自分を勇気づけるものでもあるんだな~って。そういう描かれ方が良かったなと思います。
もうひとつ面白かったのが、文と凜の関係。
最初はいがみ合っているのに、だんだん同志というか、お互いの理解者のようになっていくんですよね。
大学病院で形成外科医として働いていた文と、美容医療の世界で働いてきた凜。境遇も考え方も全然違うふたりなのに、どこか同じものがあるように感じて。
何が同じなんだろうと考えると、ふたりとも、ちゃんと自分の仕事に誇りを持っているところなのかな~。
何を大切にするか、どう患者と向き合うかは違っても、自分の仕事に対して真剣なところは同じ。だからこそ、少しずつ相手を認められるようになったのかなと思いました。
美容整形を扱っていることも気になって観始めたけど、私はこのふたりの関係が変わっていくところを、かなり楽しんで観ていた気がします。
ただ、最後まで観て、ひとつだけ腑に落ちなかったところもあって。
文が美容整形のクリニックを開業することに、家族は反対しなかったのかな?
亡くなったママは、美容整形を嫌がっていたんですよね。ママが亡くなったあと、文と家族はあんなにケンカしていたのに、クリニックの開業には反対しなかったのかな~と。そこだけは、ちょっと腑に落ちなかったです。
そのあたりを家族がどう受け止めたのか、ちゃんと見たかったな~。
観る前は、もっと美容整形について重く考えさせられる話なのかなと思っていた『ダウンタイム』。
もちろん、観ていて怖いなと思うところや、自分には分からない気持ちもあったけど、最後は素直に、面白かったな~という感想。
整形に対する考えが大きく変わった、というほどではないんだけど、その人にとって大切なものは、外から見ているだけでは分からないのかもしれないですね。
文と凜が少しずつ理解者になっていくところも、最終回もとても良かった。少し気になるところはあったけど、最後まで楽しく観られました。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!