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森本梢子さんの『高台家の人々』を、短編も含めて最後まで読みました。
きっかけは、SNSで「面白い!」という感想をよく見かけたこと。読んでみたら……とにかく面白い!!
基本はラブコメなのですが、ヒューマンドラマとして楽しめるところもあって、飽きずに最後まで読めました。手軽にくすっと笑えるマンガを読みたいときに、かなりおすすめです。
私が感じた作品の雰囲気
※点数は私個人の感想です。星の数は各要素の強さを表しており、作品の優劣を示すものではありません。
高台家は、人の心を読める人が生まれる家系。光正たちは、その力があるからこその苦労もしてきています。
そんな光正が出会うのが、妄想が大好きな木絵。頭の中で繰り広げられる、くだらないけれど面白い妄想が、二人が近づくきっかけになります。
人の心が読めるって、大変なことも多そうなのに、木絵の頭の中は「もっと聞きたい」と思ってしまう世界なんですよね。この組み合わせが、もう面白い。
好きなのは、やっぱり主人公カップルかな〜。
木絵の妄想は笑えるのですが、私がいいなと思ったのは、人を傷つけることや、欲にまみれたことを考える子ではないところ。
心が読めるからこそ、取り繕った言葉ではなく、その人が本当に考えていることが伝わってしまう。そんな光正にとって、木絵の頭の中は、面白いだけでなく安心できるものだったのかなと思います。
最初は妄想の面白さに惹かれて、そこからだんだん木絵自身を好きになっていく。その感じがよかったです。
恋愛だけでなく、高台家の人たちの事情や人との関わりも描かれていて、ヒューマンドラマ的なところがあるのも好きでした。
でも、ずっと重たい気持ちで読むような作品ではなくて。嫌な人もほとんど出てこないから、最初から最後まで楽しく読めるんですよね。
光正たちのお母さんがちょっと気が強くて怖い感じもあるんですが、、、最終的には木絵の優しさやおっとりしたところ、嘘のないところを段々と認めていく感じなんですよね。そのツンデレな感じが可愛くて。ちょっと意地悪な人も可愛く思えるのがまた良いんですよね。
そして、何度読んでも面白い!
手軽にくすっと笑いたいときに読めるのに、人柄や恋の進み方にも好きなところがあって。笑えるだけで終わらないのが、この作品のいいところだと思います。
森本さんの作品は、私が読んだものはどれも面白いんですよね。『アシガール』や『研修医なな子』も好きです。有名な作品だと『ごくせん』かな。
『高台家の人々』も、期待どおり楽しく読める作品でした。
気軽に笑えるラブコメを読みたい方、嫌な人物に振り回されずに物語を楽しみたい方には、ぜひ読んでみてほしいです。私は何度読んでも楽しめる、大好きな作品です。


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